oldboy-elegy のブログ

ずいぶん長きにわたりグータラな人生を送ってきたもんです。これからもきっとこうでしょう、ハイ。

oldboy-elegy (23)失神寸前の腹痛・救急車・ER・全身麻酔・手術・オムツ?そしてご入院、全て人生、初物ずくし。

  この記事、oldboy-elegy君がブログを始めたころのもので、少し表(おもて)に引っ張りだしたくなり、リライト、新記事扱いにてUPしたものだ。

 なお、この出来事(難事)は2018年5月末のことであった。

 
初掲は2019・05・06で oldboy-elegy (5)の扱いである。

 

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 当初、リンクにて紹介をと思ったのだが、内容はそのままで、タイトル、文体、改行、読みやすさを主体にリライトして新記事としてUPさしていた。
ぽつぽつと五月雨式にタイピングしている。


それも右人差し指のみで、左,手の平は顎にある。

月、3記事3投稿も当然の成り行きである。

 パソコンの脇に小さな円筒形の透明のプラケースが鎮座しておられる。

 
中には黒光りする石ころ状のものが大小2個、大きいほうはなにげに「黒糖かりんとう」を連想する。

 
術名(腹腔鏡下胆嚢摘出術)であるそうな。
oldboy君の場合、おなか上部に2か所、おへそ、側腹部の計4か所に穴を穿ち(うがち)の手術であった、らしい。

 
高校時代、下校時、3人組に襲われ下駄で顔面を殴打される、その時、唇の内側を3~4針縫ったのが唯一ケガらしいケガで骨折経験もない。

 犯人の一人を知っていたが面倒なので知らぬ存ぜぬですませた。
中学時代の知り合いである。
異性がらみの災難であった。

 中学生のおり体育教師にヘッドロックをかまされ、本気で頭に10連発程のゲンコを受けたこともあったが、ヒリヒリと、少し熱ぽかったぐらいで済んでいる。

 
これもoldboy-elegy(No.2)にて記事化している。

 
花よ蝶よと(男子でもこう言うのかな?)育てられたわけでもないし、むしろ真逆で「好きにやんなさいよ」と、言わずもがなの母の雰囲気であった。

 
oldboy-elegy 君、そんな母のことが大好きであった、なにか同志のようにも感じていた。
 
 
彼、この歳まで手術も入院加療の経験もなかったのは、ただただ幸運だったにすぎない。

 ここ2,3週間、腹部に鈍痛があり、不快この上ない。

近くのクリニックの先生も、紹介状を書くから「早く精密検査を」と勧めてくれていた。

 取り合えづ、処方の痛み止めの薬だけですませていたのたが。

 先ほどまで胸のあたりに不快な鈍痛を感じていたと思えば、急に胃のあたりに刺し込みが走る。

 そうこうするうちに肝臓付近から右わき腹へと「痛み」が運動会をし始める。

 もうダメ、これ以上辛抱しきれないと観念したのが、夜中の零時過ぎごろの事である。

 これまでに経験したこともない激痛である。

 今朝一番にクリニックへ行き、病院の紹介状をと決断をするが、それまで待てるかどうかも疑問だ。

 ここで、「阿保・アホ」がした理解不能の「あほ療法」をお教えしょう。

 「貧すれば窮する」切羽詰まった状態のoldboy-elegy君の閃(ひらめ)きである。
良いはずがない。
「今、俺は腹の痛みに全神経が集中している、それ故その感覚をもっと分散するのが肝要であると」

 
その結論がこうである。

「熱い熱い風呂に入ろう!」

 体の調子が尋常でない時の考えも又尋常ではない、のは当然である。

 
「湯の熱さのため痛みが分散され半減は期待できないとしても、せめて1割でも軽減できるならメッケもんである」と。

 
読者諸氏、笑ってくだされ、「七転八倒」の激痛の中での思考はこんなもの。

 湯の設定温度は43度、もともと風呂そのものがそんなに好きでもない oldboy-elegy 君、オツムの閃き(ひらめき)がこれ。

 あとはこの熱湯に2分、いやもっと5分浸かれば大成功、その間、きっと痛みが割り引かれるはずである。

「実際、これを実行したの?!」との声、もちろんやらしていただきました。
「して結果は?」ハイただただ、痛みと熱さの2重苦を体験しただけで、「効果?」 言わずもがなの惨状でした。

 
明け方の4時ごろ「万事休す」。

oldboy-elegy 君、ほとんど失神状態。
近所のクリニックが開くまでもう待てぬ。

 
痛みの緩急もなくなりただ急々状態で救急車を呼ぶことに。
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 上掲のイラスト2枚は記憶にはない。
ただどこか遠くで救急車のサイレンが聞こえていたのは憶えている。

 地域の大きな病院のERにて検査、その前に何をされたのか、急に痛みが引き、ボーと夢見こごちのoldboy君。

 
ハスの華も下界の様子も見えなかったし、お釈迦さまもお留守だったのだが、きっと天国に来たのものだと思った。

 あとで聞くと、モルヒネ類の痛み止めをされたらしい。 

 完全に時間の感覚が無くなり、つぎに意識が少し戻ったのが手術台の上のようである。

 なぜなら、寝かされている oldboy-elegy  君の頭頂部方向から「ヌー」と女性の顔がでてきて「麻酔医の~」の言葉が終わらないうちに深い眠りに落ち込んでいった。

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 40才前後色白で、たしかフチなし眼鏡をかけた、いかにもと言う風貌の女先生であったのをぼんやりと憶えてる。

しかしこの記憶そのものが不完全で架空の事のように思えるのもまた事実である。

手術室に入ったのが午後2時過ぎごろだったらしい。
麻酔から覚めたのが夜10時ごろ。

 
この間の約8時間の睡眠がはたまた不思議な感覚なのだ。

 
そうもう一度くりかえす、「この不思議な感覚?!」
自分だけが体感?しただけかも、これを一般論として「全身麻酔」による睡眠とは」と言うつもりもない。

 どう表現してよいのか分からないが短い言葉でチャレンジしてみる。

 
「自分の生(せい)の一部を切り取られたような気分」、うむ!この言葉が近い気がする

 
普段7、8時間ぐっすり眠ったあと、「あ~、よく寝た、体調も最高!」とは感じても、なにも人生の(生)の部分が7,8時間、自分の意識から持ち去られたとは思わないし、思わないですよね、普通。

 
ここでoldboy-elegy 君の頭に閃(ひらめき)きが走る。
往々にして彼の閃きは「はずれ」が多いのだが、「これは当たりかも!!」と思わせるものであった。

 先に断わっておくが、このかってな推量は(科学的根拠)があるのかもしれないし、多くは「言及」されていて、oldboy 君だけが知らないのかも知れないと。

 
「検索すればするほど文章が書けなくなる」と言うのが,「前にも何処かで言った」ことがあるように、oldboy-elegy 君の持論である。
 
 
なぜならoldboy君、文章が知らず知らずのうちに説明くさくなり、その部分が宙に浮いた感覚になってしまうのである。

 
科学的で論理的なテーマには必要なことであると思うが、彼のようないい加減な文には害毒でしかないと勝手に思っている。

 
それでは「自分の生の部分が切り取られた気分」と先ほど言ったが、この気分はどこから来るのか。

 通常ひとの睡眠とは、仮に7~8時間自然な睡眠をとったとしても、(覚睡)と(非覚睡)を一晩に何度も繰り返しているのが普通とのこと。

 つまり脳の働きがオンの状態とオフ状態とを繰り返しているのが(睡眠)の自然なありかたであると。

 そうすると、全身麻酔後の俺の睡眠は自然な人間の睡眠とは違い、(非覚睡)だけの闇(死)の睡眠だったのかもしれない。

 
普通、7~8時間の熟睡のあと目覚めたとしても、なにかしらの「時間の流れ」を感じるのだが皆さんはどうだろう。

 
ところが今回の「全身麻酔」による「睡眠」は「睡眠に入った瞬間に目覚め」実際8時間の物理的ラグがあったにも関わらず、存在しなかったかのような感覚なのだ。

 そうだきっと、先ほど「なにか自分の生の一部分を切り取られた」感覚と言ったが、
きっとこれなんだと確信(自分勝手に)するに至ったのである。

 ともかくも oldboy-elegy 君的には、この一事だけでも大いに意味があったと思うことにしている。

 
ここから彼の普段の姿、ちょっとしたイロ付きのoldboy-elegy に変身するのである。

 
とにかく麻酔状態から目が覚めた。
あの失神するかのような激痛は消えていた。
痛みはあるにはあるが質的にぜんぜん違ったものである。

 手術は内視鏡によるそれで腹部に3~4か所穿ち、大きく開腹したわけでもない。
あたりをキョロキョロ、いくつかの夜間灯や繋がれた医療機器の小さな光やその点滅が見てとれる。

ベッド脇に大きめのガラス窓があり、その脇の廊下の向こうにはナースセンターが見て取れる、そこでは幾人かの女性看護師さんが立ち働いている。

 ふいに足元の向こうにあったカーテンが勢いよく開く。
「oldboy-elegy さん、目、醒めた?」と女性の看護師さん。
「いま何時です?」と俺、「もうすぐ10時、よう寝たはったわ」。
この明るい声を聞き、初めて下界に舞い戻ってきたような気がしたoldboy-elegy 君であった。

「オシッコしたい時してもらってええんよ」
俺、一瞬事情が呑み込めず(?)の状態。

 
「おむつしてもらっているんよ」
「?!!!」と俺。

「終わったら、そこのコールボタンで呼んで、すぐ来るから、ああそれに、この部屋、今日、手術終わった人専用でナースセンターの横にあるんよ、明日からは入院病棟に移るから」と言いつつカーテンの向こうに。

oldboy君、(おむつ、オシッコ!!)のこの言葉を聞いたとたん、猛烈にもようしてきたのである。

 そうここで予想もしなかった6番目の(人生の初物)が登場(おむつでオシッコ?!)。

 
考えてみれば、いや考えなくとも、今俺がおむつをしていると言うことは誰かが俺におむつをはかせたと言う前段階があるのは自明の理。

 oldboy-elegy君、ここ何年、いや随分と、我が息子が(オシッコ)以外で活躍したことがない。

 
最近は江戸川柳にもある(朝〇や~、小便までのいのちかな)さえも恥ずかしながら遠のいている、

 
いわばほぼ童貞同然の無垢な oldboy-elegy君、半人前の股間を見られたのが病院のベッド、と言う現実が何故か哀しい。

 
看護師さんにとってもプロとしての仕事の一環、なんの感慨もなく淡々とこなされていることは重々分かっているがそこはそれ!。

 おむつの中にオシッコをすることに抵抗があったことは事実だがそれも最初の数秒だけ、抗しがたい生理の現実には勝てるはずもない、すぐに天にも昇る心地良さに変心、ああ我ながらこの言動の不一致といいかげんさにあきれる。

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 ことが終わったoldboy 君、ベッド脇にぶら下がっているコールベルを排尿の恍惚感の中で静かに押させていただいたのは当然である。
 この記事おつむに始まりおむつで終わった、

 そしていつもの様にラフのまま投稿したのが午前5時ごろ。
さきほど救急車のサイレンが遠くで聞こえていた、いや本当にそうである。

 はこばれていく人の事が気にかかる、以前より一寸だけ優しくなったような気がする

 アッそうそう、タイトルの最後の「初の入院」は単に入院であり、それ以上でもそれ以下でもなかったようである。

             
             
                  oldboy-elegy

「中学生のおり体育教師にヘッドロックをかまされ、頭におよそ10連発のゲンコを受けた時も、ヒリヒリと、少し熱ぽかったぐらいで済んでいる。」の一文が本記事の始めに出てくる、この顛末の全てが次のブログである。
読んで頂ければ幸いである。

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