oldboy-elegy のブログ

ずいぶん長きにわたりグータラな人生を送ってきたもんです。これからもきっとこうでしょう、ハイ。

oldboy-elegy ( 64) ソウル暮色 彼のドジぶりと、当時のソウルの街中の雰囲気を徘徊してみた


 はじめに



「文世光事件・大統領夫人射殺」
「朴大統領暗殺・犯人は自分の部下」

ソウル最大の繁華街のミョンドンの
灯りも最近のコロナ禍などで、少々
ルクス(光量)
も落ち気味と聞く。






oldboy君、これまでの出稿記事に、「韓国のソウル」ものとして幾つか
記事に
してきた。
今、この記事を書くにあたり、過去記事を調べてみたら5編がリリース
されている。


一番、頻繁に僕がソウル訪問をしていたのが、自身30才半ばで、韓国のエポック
メイキング的な、事件が頻発したころのことである。



例えてあげるなら、1974年・08の「文世光事件」・在日韓国人である
「文」が
大統領夫人をピストルで暗殺。

また1979年・10には、絶対的権勢を誇っていた朴大統領自身が部下の
KCIA
部長の金何某に暗殺されたことなど、不穏な時代でもあった。
KCIAとは「大韓民国・中央情報部」アメリカの「CIA」の韓国版で
ある。


oldboy-elegy君、この調子で韓国のメインストーリームの歴史を語る
つもりも
ないし、技量もない。
いつも通りの「ドジ男」がいるだけのお話である。

ただ時代の背景を幾分成りと知っておけば、彼の書く記事の背景が投影
される
ものと思い、冒頭に書かしていただいた。

例えば、パク大統領の暗殺事件の折は、oldboy君、たまたまソウル滞在中
のことであった。 

正直なところ、oldboy君なにが起きたのか、理解できなく、不穏な街中や
ホテル内の
雰囲気のみが我が身を包んでいた、と言うのが本当のところ。

やがて当ホテル投宿中のソウルの下水道に詳しい日本人技術者のご老体から、
宿泊中の日本人全員に彼の部屋に集合がかかり、ことの推移の説明受け、
初めて事件の概要が見えて来たのが本当の所である。

この時の彼の(suggestion・サジェッション)はこうであった。

「この数日間はホテルから出ない方が良い、もしもの時はご老体が、
近くの
中国大使館に全員入館させてもらう事で話が出来ている」との
ことであった。
※(サジェッション・suggestion)   提案、示唆

 
ヒトヅテに聞いた話では彼(ご老体)はソウルの上下水道に詳しい技術者
で早稲田の出身だそうだ。

有難い事である。

ここからは、いつもの彼で、チョットした人間の息遣いを、面白可笑しく書く
のみである。

★1 (一話のみ)ある雨の日、ドジをして新聞を大量に有償で押し
 付けられ?、買わされるハメに相成った。


ある雨の降る、暮れなずむ、時間帯、oldboy君はソウル一番の繁華街、
明洞の
隣町、会賢洞(フェーヒョンドン)に向かって地下通路を歩いて
いた。

通路を出て、少し坂を上がればレックスホテルがある。

このホテルにも大阪の零細商社が通年部屋借りをしていた。
それでも、現地人のオバサンを事務員兼連絡員として雇っている。

いつもお世話になっている、井野さんも事務員なしの一人でoldboy君と同じ
ホテルに滞在している。


ソウル市内の中小ホテルにはこんな通年の部屋貸しは結構ある。

部屋代はともかく、ホテル側もある一定の部屋の固定の占有率が確保
できる。
お互いにウイン・ウインの関係である。

oldboy君の場合、月の内、一週間ほどの滞在である。
従って、一か月まるまる借りることは経費的に不可能である。

そのため彼、帰阪の時にはヘヤ―ドライヤーや剃刀など、身の回り品を
小さな段ボールにまとめ、レセプション(受付)裏の小部屋に預けるのが
いつもの習わしである。


さて、明洞(ミョンドン)と会賢洞(フェーヒョンドン)とは結構広い
地下通路で繋がっていたが、多くの商店があった訳でもない。
この日も雨の中、なにかの用事でレックスホテル、滞在中の彼の部屋を訪問
する予定であった。

やがて歩く方向、左にそう広くもない、階段出口が現れる。
oldboy君、当時少々ドンくさいが今とは違って若いのである。

「たったらた」と階段を登れば、10センチ前後の段さある出口にかかる。

最終階段と外に続く平面との境が不自然なのだ。

oldboy君、なぜか階段出口の水溜りを避けきれず、片足を突っ込み、
勢いよく汚れた水を蹴り上げてしまったのだ。


運の悪さはt続くもので、出口横に、夕刊新聞売りのバラックが青ビニール
シートの
屋根の下、夕刊紙や雑誌を販売中であった。

蹴散らした汚水は、透明ビニールのカバーは一応あるにはあるのだがその
上から汚れた雨水をブッカケタことがある。


サ~、ここからが大変、当然悪いのは100%自分とワカっているが、通り
すがりの通行人まで加わり、なにやらにぎやかである。
加害者(oldboy君)が喋る前から、日本人とバレバレである様子である。


やがて、こちらに損害金を支払う意思がある事が分かりと、やや静かになり、
損害金の算段を始めた。


もともとこの地で評判の悪い日本人、どうなるかビクビクもんだったが、
oldboy君、手持ちの金子でなんとか損害金を支払う。

最後に小脇に抱えるほど新聞の土産を持ち、ベソをカキカキ、その場を離れた、
ことがあった。

そう、話はいつものoldboy-elegy君らしくドジのまま終わらしていただく

ことにする。


★2 自身の体の調子

コロナの後遺症かなにか知れないが、左肩からカイナにかけての痛みとシビレ
、右足も同様の痛みを抱え、ア~ァ、それに持病の腰痛、満身創痍の様相
テイタラクである。
それでは風呂に入らせていただくことにする。

あ~そうそう、風呂の設定温度を数日前から、1度上げ、41度から42度に
変更
した。
秋もすぐそこの事、と感じている。

                 了

                               oldboy-elegy


以下、ソウル暮色 の副タイトルで5記事にリンクを貼らしてもらった。

基本oldboy-elegy君の主観によるサイド・ストーリーであり、政治、経済
などの王道ではなく、そこに蠢く人間のelegy(おもしろさ・哀しさ)が主
である。

oldboy-elegy.hateblo.jp

 

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