oldboy-elegy のブログ

ずいぶん長きにわたりグータラな人生を送ってきたもんです。これからもきっとこうでしょう、ハイ。

(雑感・雑記帳 NO.3)テレビニュースから拾った無駄話。始めニッコリやがて考え込む 。 oldboy-elegy

最初に少し愚痴らせていただく。

ブログの事とは関係はない。
自分の健康とか体調のことである。

 重大な疾患が発覚したとかではないが、あちこちの部品がすこぶる機能ダウンしてきて不快この上ない。

 とくに目である。

少し前からブログを書いている、興に入れば夜中の2時3時までも厭わずヘタクソなキーボードをたたいている。
その大事な目がここの所どうもいかぬ。
医者が言うには「目を動かす筋肉が老化傾向にあり瞼が下がり、まつ毛が逆まつ毛状態になって眼球にあたっている」のが「不快の原因」だそうな。
この説明、理にかなっていることが誠に腹ただしい。

 そこで、このての手術の得意な形成外科医の紹介をもらい来月早々に手術を受けることにした。
入院も術後の眼帯も必要ではないとのこと。
亡き母に言わせれば「生きている証拠」と仰ること、目に見えている。

 しょうもない事での「前置き」ゴメンナサイ。
画像のイラスト、本文記事とイメージが重なるので拝借した。
女性でなく男性があかちゃんのおむつの交換をしているところがミソ。
この画像を頭の隅でも置いて以下読み進めていただきたい。
(フリー素材・イラストやさん)にまずは感謝。


 世の人々の物事に対する考えは千差万別、すべて比率(ratio)の問題に帰結すると思う。
白から黒まで、黒から白までの間の色(例 グレイ等)は人の数だけ存在する。
近い色の人同士がグループを作るが、厳密に言えば人である以上完全な同色などあり得ないのである、そこがまた人の世の面白さかもしれない。

 ブログを書くためにoldboy-elegy君、windows10のone noteをメモ帳替わりに使わししていただいている。
そこに毎日のチョットした気づきやアイデアなどを書き溜めている。
この中の一つが今回の記事である。

 


 先日、ブログを書く上でのIT技術のヘルプ情報(oldboy-elegyのPC技術はクソ)をあさっていたのだが、こんな方がおられた。
いきなり「パソコンの基本中の基本の第一番はタイピングだ、それも速さとタッチタイプ(ブラインド・タイピン)」と。
ある意味oldboy-elegy君にとっても分からないことでもないが少し異論がある。
この方の視野の狭小さが気にかかる。
oldboy-elegy君など、左手に顎をのせ、頭に浮かぶ拙い文を右手のヒトサシ指一本でポツリポツリと書いている。(自分のブログのどこかで五月雨式と表現している)
まず最初に数行文章を付け加えるだけでアナタへの賛同者の比率(ratio)を増やせるのにと思ってしまう。

 彼は若者やIT技術者を目指す人など特定域の人たちしか目に入っていないのかも知れない。
それならば、記事の冒頭で「ここはIT技術者またはそれに準ずる人のためのコーナーですよ」と断りを入れるのが道理であり、親切と言うものであろう。


 全ての人が「まずPCありき」の生活を送っているわけでもない。
PCも人間が使う「道具」の一つであり、ある程度の習熟度で事足りる人の割合(ratio)が大多数だと考えるがどうであろう。



 洋画などによく見る、老眼鏡を鼻眼鏡にかけ、両手のヒトサシ指のみで、それでも結構早くタイピングをしておいでになる初老(主人公)の人がいる、好きなシーンでもある。
このような方もまたIT技術の恩恵を享受されておいでになるのである。
この人が必要とする技術の習熟度でもPCが立派に機能し、役にたっていることを考えるなら、それこそが「すごい事」なのだと思う。
100%の機能のうち、数パーセントを知っているだけでもPCはその人なりに機能する便利な道具である。

 結局、黒の人が白を、白の人が黒を取り込むことは不可能である。
不可能であるなら、あなたの立ち位置の許せる範囲を想定して割合(ratio)を最大化を図り賛同者を増やすのが良いのではと思っている。


 結局、oldboy-elegy君、彼の冒頭の文のみ読み、それ以下資格がない(タイピング能力ゼロ)ので即退散。
またまた脱線状態、本文に入る。


★ ユーモア賞?「聞いてニッコリ、少しクスクス」
  有名な関西の私立大学の新入生歓迎のオリエンテーション会場でのことである。
たまたま関西の人気民放の取材チーム1社が会場に入って、多くの運動部や文系の部が新入生の列の脇にテントの花道を作り勧誘合戦を繰り広げているのを取材しょうとしていたのであろう。

 華やかで楽しげな光景が映し出されている。
そこでマイクが拾った言葉がこうである。
「おい大学ってサンガク部なんてあんのかよ、男でも入部okなん?」
「お前なに考えてん?」これだけである。



 彼は「サンガク」を「産学」と理解したようである。
つまり「山岳部」を「産学部」あかちゃんを産むことを学ぶ部と想像したようである。
近頃はやりの「産学連携」とは考えにくい、なぜなら「産学連携部」なる部名など聞いた事がない。
また役所の中にそんな部署がoldboy-elegy君の知らぬまに創設されたのかは知らない。

 これが放映されたのは偶然か、わかっていて流したのかも分からない。
でも、そこだけを切り取り放映されたものでもない。
気づかない視聴者がほとんどだったろうと思うが、果たしてどうか。

 じつはこれ、そこそこ以前の話であり、思い出したのでone noteに記録したものである。

 当時は可笑しく、面白く感じたものだったのだが、今では少し事情が変わってきているのである.

往年(oldboy-elegy君の学生時代)の山岳部は文字通り山登りをするための部活、一択である。
20kg~30kgになんなんとするリュックを背負いもくもくと歩き、難所高所を技術や気力で目指すのである、ある意味、禅の修行僧のようでもある。
ときおり、創部100周年記念とかではるかエベレストとかK2を目指す晴れ舞台もあるが自分が在学中に企画される保証はない、たとえあったとしても登山訓練以外に費用集めやアルバイトが待ち受けていて果ては留年も覚悟しなければの局面もありうる。


 今このような大学山岳部に誰が好んで入る?山の好きな人は大勢いるが多少とも事情を知るものなら避けてしまうのが普通であり誰も非難できない。
山岳部以外に登山部、探検部、ワンダーホーゲル部、ハイキング部など自分の希望する山登りクラブは他にいろいろある

 大学山岳部は今どこも人材難で部員数確保が喫緊の問題でもあるらしい。
数人の部員でかろうじて命脈をつないでいる大学山岳部もあると言う。

 oldboy-elegy君ここでふと考えこんでしまった。
「ヒョットしたら産学部を発想した彼のほうが山岳部を当然と考えたoldboy君より現代的で、より時代性を如実に表しているのでは?」と。

 oldboy-elegy君がまだ学生であったころ「サンガク」は「山岳」であり「山岳部」以外考えにくい言葉であったがどうであろう。


 ゆえに、このニュースに接し、思わず「にやにや」したり「くすっと」笑い、少し和んだ自分がいたのである。

 しかしこの「令和」の時代、ひょっとしたら笑えぬことかもしれぬ。

 つい先日、東京大学の「上野千鶴子」先生の入学式の祝辞が評判になっていたが、この先生の研究のフィールドが女性学やジェンダー論なのである。
さあそこでだ、この先生のお話の中にもし「サンガク」の言葉が出て来るなら「山岳」より「産学」のほうが自然で適切ではないのかと思うのだがどうだろう。 

 上野先生の「女性学」の中の一分野に「産学部」はともかく「産学」なる文言があっても可笑しくもないし極自然に聞こえる。

 従って冒頭の新入生の言葉「大学って産学部ってあんのかよ?」も、特別おかしなことでない時代なのかも知れぬ。

 一つの言葉でも時代が変われば変化していくのは当然の事なのだ。
世の中の国語辞書などの有名どころは10年程度で改定するらしい。

 oldboy-elegy 君の頭を占領していた「サンガクブ」の99%は「山岳部」である。
辞書でも10年で改定されるのに、半世紀以上を優に生きてきた彼の常識もどんどん改定さればならない。


 結論     今日から「サンガクと聞くと、山岳ですか?、それとも産学?と聞き直すことにする。



                了
             
              oldboy-elegy

記事一覧 - oldboy-elegy のブログ