oldboy-elegy のブログ

ずいぶん長きにわたりグータラな人生を送ってきたもんです。これからもきっとこうでしょう、ハイ。

(雑感・雑記帳 No. 53 )せっかくの流入観光客3000万人超え(インバウンド・ジャパン)とコロナ禍など、徒然ままに、綴ってみた

                始めに
oldboy-elegy君、ブログを始める以前から、鉛筆片手のメモ取りを励行。

絶賛衰退中の我が脳ミソのカンフル剤、気付け薬のつもりで書きと
めて
いる。
現在も進行中の習慣である。

我が記事の約半分程度はこのメモからの頂きもので、タイトルが(雑感・
雑記帳 No)で始まるものが概ね(おおむね)これに
あたる。

残りの半分は、oldboy君が生きて来た時代と現実を下敷きに思いを乗せた
もので、(oldboy-elegy)と銘打って書き上げている。

こちらは、A4罫線なしのノートに構文から書き上げたものが大半。

どうも、最終的には、電子機器には頼りきれないアナログ人間なのは確かな
ようである。

歳はとったが、多分に子供っぽい自分の、elegy(エレジー・人生の哀歌・
挽歌)
を綴ったものの、つもりである。

このうち、今日の記事は(雑感・雑記帳)からだ。
行き当たりばったりのなりゆきまかせの一文、おゆるしを乞う。



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このイラスト、(inbound japanインバウンド・ジャパン訪日観光客)を表したものとして使用している。










★1  訪日観光客3000万人越えと、そこでのコロナ禍

※インバウンド・ジャパンInbound japan)と、「訪日外国人旅行客」の
こと。
これに対し、自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(Outbound)
または海外旅行という。

コロナウイルスがはびこる、2019年まで、インバウンド(入国外国人観光客)
は激増中であった。

その年、流入外国人観光客は3000万人を超えた、喜ばしいこととoldboy君
は思っている。

特定の会社の物品や機械,特定アニメが良く売れたのとは違い、流入

外国人3000万人分の遊興費から、食費、宿泊費、交通費など旅行客一人
一人の
全ての経費が、滞在中の、この日本で費消されるのである。

そしてその直接の支払い先は、街の旅館、商店街の個人経営のラーメン屋さん
にまでに及ぶ。
お互いに人と人との対面での、濃厚な関係である。


外国人観光客の楽しみは、なにも、買った対物だけにとどまらず、この素朴な
人と人との交流も、ある意味、重要な商品かもしれない。


チョット今日の記事から外れるが、思い出したので・・・
「もう業界から追い出された、ある関西出身のハワイ好きな漫才師が
いた。

観光客として現地に行っても、自分の身の回りには、親分風を吹かし、
日本での日常をそのまま現地に持ち込み、遊興三昧、なにが楽しいの
だろうと、oldboy君は冷ややかに見ていた」・・・・

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左傾のイラスト、キャッシュレス化を
意味している








★★2 キャッシュレス化が、インバウンド(観光業)の発展の必要条件のように吹聴する人達がいるが?!果たしてそうか?

例えば、東京・築地や大阪・大黒町あたりで卵焼き一串購入、支払いは
カード
では気分がそがれ、似合わないと思うがどうだろう。

店の天井からぶら下がる、ザルの銭かごからオツリを渡し「サンキュウ」
と言うべきだろう。
むき出しのキャッシュが目前にある、「ハーイ、バック・マネー・・ね」と
端数のアルミの円玉まで、観光客の手の平に返却するのは当然。
これもまた、入国観光客にとっては嬉しいものになるはず。

またまた思い出したことがある、「お釣り」の扱いについてのサジェストで
ある。

ときおり外国人の不満などのレスポンス(反応)に「小銭の扱いに苦慮
した」と言うものがある。
その外国人さん、お釣りの硬貨が、ポケットにジャラジャラ溜まる事を
おしゃっているのだ。


①町の商店の店頭での取引の場合でも、最小1円までキッチリ精算するのが
日本の社会通念である。

②そして基本、チップ社会ではないこの日本、なれない外国人の場合小銭が
結構たまる、なるほどそうだろう。

oldboy君、韓国のソウル通いをしていた頃は、これをチップに充てていた。

そんなとき
ベッドメイキングのオバサンのため、溜まったウオンのバラ銭を
枕のそばに置き、「チップですよ」とメモを残して仕事に出かけた。
だが日本では、このマインドは通用しない。


かえして日本での観光、慣れない外国人には、この釣り銭問題、小
(こむずか)しく、厄介な事と思う。

解決法はこれではどうだろう
①到着初日、宿泊先のホテルなどで、広口の硬貨専用のがま口を無料または
低価格、説明付きで提供するのはどうだろう。
その時の口上はこうである、
「小銭入れごと、お店の人に任せ、必要分だけ取ってもらったら!!」と。
このこと、きっと評判になり、よい思い出になると思うのだが、どうだろう。


★★★3  この日本、一度でも一世を風靡した「機器文明」は、すぐに
廃るでもなく、規模はともかくに「文化」として
のこる傾向にある。

韓国人や中国人に、非キャッシュレス化をなじられ「後進国」と言われても
通じないものにはそれで良い。

カード決済が「ヘイ卵焼き串一本」では風情(日本的感覚)が削(そ)がれる。


またまた話が少しそれるが、韓国人が日本のFAX文化を小ばかにする場面を
よく見聞き
する。
いまでも、役所の書類のやりとりの主力は、「ハンコ付きの書類のFAX送信」
であることを
後進国」と揶揄、自国を「先進文明国」と自慰し、喜んで
いる場面にときおり遭遇する。


oldboy君、この超スローモーの変化も、良いところで、これも日本の「文化」
だと思っている。

公衆電話・FAX・携帯、ガラケー・磁気テープやCDロム・LPやドーナッツ
レコード・キャッシュ文化・超スローのマイナンバー普及、などこれまで
一世を風靡(ふうび)したものや逆に、おいそれなびかぬこの「がんこ
文化」も
嫌いではない。

一事は世界を席巻した「機器文明の最後に沈む場所」がこの日本である。
これもある意味、日本独特の「文化」と言えぬこともない。

一応、このジャパン、世界に冠たる、IT立国と言うことになっている。
そんなおり来日外国人、自国では見なくなった、公衆電話をみて「ザワザワ
!??」

災害多発のこのジャパン、断線さえなければ、電池と違い災害時の通話は
可能。
それ故、赤字覚悟で最低台数の公衆電話が残っているのを知ることになる。

市場は小さくなっていくが、隙間(すきま)産業として、残り続け、

そんな市場を持たない来日外国人たちの、郷愁を誘う古物市場をも
この国の魅力だと、前々から思っている。

このような日本的マインドは、「文明」から転がり落ちた「日本文化」
特徴かもしれない。

もっと長いスパンで見るなら、神社・仏閣や各地域に残る祭事・故事・習慣
など、
韓国や中国では、合理主義の名のもとに捨て去るべきものであり、
前世紀の遺物
、不合理なものとして排除されるものであると。

それよりもなによりも、むかし、ソウルでそこそこ格式のある、韓式料理屋で
のこと、出て来たお手拭きがロールのままのトイレットペーパーであったこと、
今でも思い出す。
これがいわゆる「韓国式の合理主義」の「顛末」かもしれない。

なるほど、「合理的価値観」としては、これで100%満たしているのかも
しれない。
しかしoldboy君
適には「なにかが違って、欠けている」だろうと大声で
叫びたい。


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これに就いては2017年、世界のFAX普及台数は前年よりやや増加したと言う
調査がある。

それらの国とは一位・米国 二位・日本 三位・ドイツ 四位・フランス
五位・英国 であったらしい。
いわゆる自称、先進国、韓国・中国は入ってない。


このインバウンドの業界、なにも便利なだけが、良い事とは限らない。

おのずとそこには、人と人との交流が生まれ、この時の印象が今回の旅行の
ハイライトとして刻まれることも多々ある。

今回のコロナ禍での残念だったことは、人命は当然のこと、インバウンド
外国人が、都会から、日本全国の町々、村々の津々浦々にまで、日本を求めて
足を伸ばしかけた時期での、この惨禍であったことである。

これほど即効性に富み、多くの人々に恩恵を及ぼす産業としてのインバウンド
効果は唯一である。

★★★★4  最後に・官許カジノの推進とインバウンド・ジャパン

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最近、世間では、この観光事業の一端に「カジノ・官許賭博場」の設置を
推進する運動が声高に叫ばれている。

oldboy君、若かりしころ、韓国ソウルのウオーカーヒルのカジノに何回か
行ったことがある。
もちろん、自前のお金ではなく、スポンサー付きのことである。

ポーカーなどのテーブルゲームの経験はない。
彼にとって、人の間に入り、やりとりするカードゲームはちと荷が重い、

ゆえに主にルーレットで、遊んでいた。

こんなカジノ認可賭博場、この日本に必要かどうかの判断、oldboy君には
分らない。

ただ、わが日本の文化そのものが、世界にあまり類を見ない形で存在し、
それを
土台にユックリとインバウンド化が進むことの方が、よいような
気もするが
どうだろう。

今日の記事、思いつくまま、書いてみた。
これはこれで、oldboy-elegy君的で、良かったと思っている。

        でわ でわ それでは おやすみなさい

                  
                       oldboy-elegy

あるアメリカ人観光客が来日、そこで見たもの、感激したことを、oldboy君
の郷愁から綴った記事。

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